- 赤ちゃんに必要な防災グッズって何?
- 避難する時の注意点は?
- 赤ちゃんがいる場合の防災グッズの備え方は?
そんなお悩みを解決します。
- 赤ちゃんに必要な防災グッズが分かる
- 避難するときの注意点が分かる
- 赤ちゃんがいる場合の防災グッズの備え方が分かる
大切な赤ちゃんの命を守れるのは、あなたしかいません。
しかし赤ちゃんに必要な防災グッズをどう備えていいか分からないですよね。
この記事では『赤ちゃんに必要なおすすめ防災グッズ』『避難する際の注意点』『赤ちゃんがいるご家庭向けの備え方』を解説します。
大切な赤ちゃんの命を守るために必要な対策ができるようになります。
赤ちゃんがいるご家庭向け|持ち出し用防災グッズの中身リスト
赤ちゃんがいる場合、持ち出し用に用意しておきたい防災グッズは9個あります。
具体的には下記リストの通りです。
- ミルク(1日分)
- ほ乳瓶(使い捨てが便利)
- 離乳食(3食分)
- ベビースプーン
- おくるみ(アルミブランケットで代用可)
- おむつ(1日分)
- おしりふき(1パック)
- 防臭袋(10枚ほど)
- おもちゃ
防災グッズを持ち出せる量には限りがあるため、必要最小限にしたほうがよいです。
それぞれ解説します。
ミルク
防災用のミルクは、粉ミルクではなく液体ミルクを用意しましょう。
粉ミルクだと水を使わなければいけないからです。
液体ミルクであれば、そのまま哺乳瓶に入れて飲んでもらうことができます。
普段の外出用などで使っていれば、いざというときも赤ちゃんにとっての「いつもの味」になりますので、災害時でも嫌がらずに飲んでくれる可能性が高いです。
防災用のミルクは、普段から使える液体ミルクを用意しましょう。
ほ乳瓶
ほ乳瓶は必須で防災グッズに入れておきましょう。
避難所の防災備蓄にほ乳瓶はないからです。
洗浄と消毒ができるのなら、普段から使っているほ乳瓶でも大丈夫です。
しかし災害によって避難が必要な場合、洗浄と消毒ができないことが多いため、使い捨てのほ乳瓶があると衛生的です。
どちらのほ乳瓶を用意するか迷ったら、洗浄と消毒ができないことを前提に考え、使い捨てのほ乳瓶を選びましょう。
離乳食
離乳食はレトルトパウチを選ぶと良いでしょう。
防災グッズとしてリュックに入れても、あまり場所を取らないからです。
レトルトパウチは缶詰よりも
- 小さい
- 軽い
- ゴミ捨てが楽
上記のような便利さがあるので、防災用として優れています。
なので防災用の離乳食はレトルトパウチがおすすめです。
ベビースプーン
ベビースプーンは離乳食とセットで用意しましょう。
ほ乳瓶同様、防災備蓄には用意されていないからです。
離乳食とセットにしておけば、持ち出し忘れを防げます。
また避難先では洗浄と消毒ができない可能性もあるので、使い捨てのベビースプーンがあると衛生面で安心できます。
そのため、使い捨てベビースプーンを離乳食と一緒に備えましょう。
おくるみ(アルミブランケットで代用可)
普段は使っていなくても、あくるみを防災グッズに入れておきましょう。
使用用途が多く、便利だからです。
例えば、下記のような用途で使えます。
- 防寒対策
- 日よけ対策
- 授乳ケープの代用
- ブランケットの代用
また防災グッズとして必需品のアルミブランケットでも代用できます。
多目的に使えるので、防災グッズにおくるみを入れておくと便利です。
おむつ
最低でも1日分のおむつを防災グッズに入れておきましょう。
避難先によっては足りないかもしれないからです。
過去、災害後におむつが店頭から一瞬で無くなることもあったそうです。
普段はいつでも買えるおむつですが、非常時では買うことができないかもしれませんので、最低でも1日分はリュックに入れておきましょう。
おしりふき
新品のおしりふきを必ず用意しておきましょう。
避難所におしりふきは備蓄されていないからです。
支援物資として届くことも多いようですが、支援物資が届くまで時間がかかります。
またウェットティッシュとしても使えるので、赤ちゃんだけではなく大人も使えるので、衛生品として必須の防災グッズです。
支援物資が届くまでを凌ぐためにも、おしりふきは必ずリュックに入れましょう。
防臭袋
防臭袋を用意するのを忘れないようにしましょう。
普通のポリ袋では、おむつのニオイが漏れてしまうからです。
避難所生活では、たくさんの人が常に近くにいる状態が続きますので、おむつのニオイが漏れてしまうと周囲に不快感を与えてしまうかもしれません。
他にもニオイの出てしまうものを入れておくとエチケットにもなりますから、ニオイをシャットアウトできる防臭袋はおむつとセットで用意しておきましょう。
おもちゃ
赤ちゃんお気に入りのおもちゃをリュックに入れましょう。
グズり泣きしたときでも、落ち着いてもらうのに使えるからです。
普段と違う環境では、赤ちゃんにも強いストレスがかかりますから、そんなときにお気に入りのおもちゃがあると、気持ちが落ち着くのに少しは役立ちます。
また常に母親が近くにいれば良いですが、中には一時的に親以外の大人がお世話をすることも想定できます。
赤ちゃんが泣き続けると、赤ちゃんだけではなく親も疲れてしまいますので、お気に入りのおもちゃをひとつは用意しておきましょう。
赤ちゃんと避難する際の注意点
いざ災害が起きたとき、安全を確保するために避難する必要があります。
赤ちゃんと一緒に避難する際の注意点は2つあります。
- ベビーカーは使わず、抱っこ紐を使う
- お母さんもできるだけ休む
順番に解説します。
ベビーカーは使わず、抱っこ紐を使う
赤ちゃん連れで避難するときは、抱っこ紐を使いましょう。
災害時は、ベビーカーが使えないからです。
規模にもよりますが、災害が起きると
- エレベーターが止まる
- 道にガレキや障害物がある
- 道がデコボコになっている
など、ベビーカーを動かせないような状態になっていることもあり、ベビーカーを途中で捨てなければいけない可能性があります。
災害で道が荒れていることもあるので、安全性を考慮して抱っこ紐で赤ちゃんと避難しましょう。
母親もできるだけ休む
避難所では、なるべく母親も休むようにしましょう。
思っている以上にストレスがかかってしまうからです。
避難所での避難生活は、たくさんの知らない人が近くで生活をします。
普段の生活とは全く違う生活を余儀なくされるため、赤ちゃんだけではなく母親にも大きいストレスがかかりがちです。
家族や周りの人と協力し、なるべく休むようにして避難生活を乗り切りましょう。
防災グッズの備え方|防災セットに追加するのが基本
赤ちゃんがいる場合の防災グッズは「防災セットに追加する」ことを基本の考えとしましょう。
なぜなら、市販の防災セットだけではカバーできないからです。
例えば
- 赤ちゃんの成長に合わせて買い足す
- 赤ちゃんに合っているものを買い足す
上記のように、赤ちゃんの成長に合わせて防災グッズを入れ替えなければいけません。
もちろん、中には赤ちゃん向けの防災グッズが入っている防災セットがありますが、それでもすべてをカバーするのは難しいです。
そのため、赤ちゃん向けの防災グッズは「市販の防災セットに追加する」ことを基本として備えましょう。
体力に不安がある場合は「キャリーリュックタイプ」
体力に不安のある人は、『ものすごい防災セットプレミアム』を選びましょう。
キャリーとして転がして運べるからです。
『ものすごい防災セットプレミアム』は持ち方を選べるようになっており
- 転がして運べるキャリータイプ
- 背負って運べるリュックタイプ
上記のように持ち運びやすい工夫がされおり、赤ちゃんを抱っこ紐で抱えていても無理なく運べます。
子供が大きくなっても長く使えるので、体力に不安がある人は『ものすごい防災セットプレミアム』で備えましょう。
≪防災安全協会認定 3WAYキャリーリュック採用≫ ものずごい防災セットシリーズ
手堅く備えたいなら『SHELTER ファミリーベビータイプ』で備える
手軽に手堅く防災セットを備えたいなら『SHELTER ファミリーベビータイプ』を選びましょう。
大人用と赤ちゃん用の防災グッズがバランス良く入っているからです。
大人用の『SHELTER 』は
- 最低限必要な防災グッズ
- 備えておきたい防災グッズ
上記がバランス良く入っており、かつ赤ちゃん用の防災グッズも追加されています。
また『SHELTER 』のリュックは、同価格帯の防災リュックの中でも35Lと一番容量が大きく、赤ちゃん用の防災グッズを追加しても余裕があります。
そのため赤ちゃんがいるご家庭は、『SHELTER ファミリーベビータイプ』をベースに防災グッズを揃えていくのも良いでしょう。
赤ちゃんのための防災グッズ 防災セットSHELTER(シェルター) ファミリーベビータイプ
防災セットを備えるタイミング
防災セットは、「備えよう」と思ったときに揃えましょう。
本当に必要になったときには、もう手に入らないからです。
防災セットが必要なのは災害が起きた後で、防災セットが一番売れるのも災害が起きた後です。
- 実際に災害に遭った人が防災セットを買い求める
- 災害には遭っていないが、不安なため防災セットを買う
上記のように、同じようなタイミングで一気に防災セットが買われていきます。
そうすると品薄になり、お目当ての防災セットが買えず、不安な気持ちが消えないままになってしまいます。
そのならないためにも、入手しやすい今のうちに防災セットを備えましょう。
まとめ
以上が、『赤ちゃんに必要なおすすめ防災グッズ』『避難する際の注意点』『赤ちゃんがいるご家庭向けの備え方』でした。
最後に本記事の内容をまとめておきます。
赤ちゃんがいるご家庭向け|持ち出し用防災グッズの中身リスト
- ミルク(1日分)
- ほ乳瓶(使い捨てが便利)
- 離乳食(3食分)
- ベビースプーン
- おくるみ(アルミブランケットで代用可)
- おむつ(1日分)
- おしりふき(1パック)
- 防臭袋(10枚ほど)
- おもちゃ
- +サランラップ(お椀やスプーンに巻いて使うと洗い物が減る)
- +歯みがきシート(歯が生えかけた赤ちゃん用)
赤ちゃんと避難する際の注意点
- ベビーカーは使わず、抱っこ紐を使う
- お母さんもできるだけ休む
防災グッズの備え方|防災セットに追加するのが基本
- 「防災セットに追加する」ことを基本の考え
- 体力に不安がある場合は「キャリーリュックタイプ」
- 手堅く備えたいなら『SHELTER ファミリーベビータイプ』
- 防災セットを備えるタイミングは、「備えよう」と思ったとき
日本はいつ・どこで・どんな災害が起きるか分からない
日本は災害大国で、「いつ・どこで・どんな災害」が起きるか予測できません。
赤ちゃん用の防災グッズは、赤ちゃんの成長に合わせて防災グッズを買い足すのが基本です。
そのため、大人用の防災グッズを揃えるよりも時間がかかってしまいます。
早めに防災セットを購入し、赤ちゃんに必要な防災グッズを買い足して、少しでも早く災害に備えましょう。
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