- 女性の一人暮らしで必要な防災グッズが分からない
- 何を用意して、どこに置けばいい?
- 防災グッズの備え方を知りたい
- 防災グッズを備えた後、他にできることはある?
そんなお悩みを解決します。
- 一人暮らしの女性が備えておくべき防災グッズが分かる
- 防災グッズの保管場所が分かる
- 防災グッズの備え方
- 防災グッズを備えた後にできること
女性が備えておきたい防災グッズが何かわからない人も多いでしょう。
女性は男性に比べて、衛生面や防犯面で用意したほうが良い防災グッズがあります。
この記事では、『女性に必要な防災グッズ』『防災グッズの置き場所』『防災グッズの備え方と備えた後にできること』を解説します。
女性に必要な防災グッズを揃えられるようになります。
一人暮らしの女性が最低限用意しておく防災グッズリスト一覧
一人暮らしの人が用意しておきたい防災グッズは15個あります。
具体的な防災グッズは下記の通りです。
- リュック
- 保存水
- 非常食
- スマホ
- モバイルバッテリー
- 手回し充電ラジオ
- マスク
- 体拭きシート・ウェットティッシュ
- 簡易トイレ
- 圧縮タオル
- ホイッスル
- アルミブランケット
- レインコート
- 現金
- 顔写真付き身分証明書のコピー
上記リストは生き抜くために最低限必要な防災グッズで、これ以上は外せないものを選びました。
しかし人によって必要なものは異なりますので、ご自身にとって必要なものがあれば、追加するなどをしてください。
上記防災グッズの選び方など、詳しくは別記事でまとめていますので、そちらをご覧ください。
一人暮らしの女性に必要な防災グッズ
一人暮らしが用意しておきたい防災グッズはお伝えしましたが、女性の場合は上記で挙げたリストに加えておく防災グッズがあります。
なぜなら女性は男性に比べると、心配事が多いからです。
女性が備えておくべき防災グッズは下記の通りです。
- 防犯ブザー
- 生理用品
- ブラ付キャミソール
- メイク落とし(シートタイプ)
「それも必要なの?」と思われるかもしれませんが、必要な理由も解説します。
防犯ブザー
避難所で生活する際は、防犯ブザーを身に着けましょう。
残念ながら、災害時の避難所では性被害に遭われた報告があるからです。
避難所には被災された不特定多数の人が、一緒に生活をします。
災害に加え、避難所生活という非日常な環境が強いストレスになって襲ってくるため、日常では考えられないようなことが起こる可能性があります。
「私は大丈夫」と思わず、避難所生活が続く間は防犯ブザーで防犯対策をしましょう。
生理用品
普段から使っている生理用品を防災グッズに追加しておきましょう。
災害はいつ起こるか分からないからです。
もし災害が起こった直後に、生理などになってしまうかもしれません。
生理用品が無くて困ったという声から、最近の防災備蓄に生理用品を備蓄している避難所もあるようですが、直接肌に触れるものなので、普段使っていないものだと違和感を感じるかもしれません。
被災してしまうとただでさえ強いストレスがかかる中、違和感によりさらにストレスを感じてしまうことになります。
災害時はなるべくストレスを減らすことが大切ですので、普段から使っている生理用品を事前に防災グッズに入れておきましょう。
ブラ付キャミソール
見落としがちですが、ブラ付キャミソールを用意しましょう。
自分に合ったブラジャーが届くとは限らないからです。
災害が起こったとき、防災グッズの入ったリュックだけを持ち出し、あとは着のみ着のままで避難することが想定されます。
そのため着替えを満足に持ち出せません。
支援物資に下着やブラジャーが届いたりもしますが、サイズが合わないことも起こりえます。
とはいえ知らない人がたくさんいる避難所で、サイズが合わないからといってノーブラで過ごすわけにもいきませんし、サイズの合わないブラジャーをつけ続けるのはストレスになります。
そんなときに役立つのがブラ付キャミソールで、パッドの柔らかいソフトタイプを選べば小さく畳んでリュックに入れることもできます。
避難所でも楽にブラジャーを付けられるので、2着ほどブラ付キャミソールを防災グッズに入れておきましょう。
メイク落とし(シートタイプ)
シートタイプのメイク落としをリュックにいれておきましょう。
メイクをしたまま避難することがあるからです。
もしメイク落としを持っていなかった場合、メイクを落とせないまま数日過ごさなければなりません。
メイクを落とせないのは不快でしょうし、肌荒れの原因にもなります。
何度もお伝えしていますが、災害時はなるべくストレスを減らすことが大切なので、メイク落としは必ず用意しましょう。
災害時の水は貴重なので、シートタイプのメイク落としが便利です。
防災グッズの置き場所を決めるポイント
防災グッズは持ち出しやすい場所に置くようにしましょう。
なぜなら、防災グッズはすぐ持ち出せないと意味がないからです。
防災グッズは普段はあまり使われないので、押入れやクローゼットの奥にしまわれがちですが
- どこにしまったか忘れてしまった
- 防災グッズを取り出すのに時間がかかる
- 地震で家が歪んでしまい、クローゼットが開けられない
上記のようなリスクがありますので、持ち出しやすい場所に置くことが重要です。
そのため、防災グッズの置き場所は下記の2点がおすすめです。
- 玄関
- 寝室
基本は玄関に防災グッズを置くようにすれば、避難するときの持ち出し忘れを防ぎやすくなります。
防災グッズは持ち出せないと意味がないので、持ち出しやすい玄関に置くことを基本としましょう。
防災セットをベースに買い足すのが確実な防災対策
信頼できる防災グッズを揃えるには、市販の防災セットに必要なものを買い足しましょう。
防災メーカーが製造しているので、信頼性と実用性が高いからです。
一から防災グッズを選ぶのも良いですが、防災セットを買うことをおすすめしてる理由は下記の通りです。
- 「安心感・実用性」が違う
- 防災メーカーが製造している
- 防災士が監修している商品もある
- 1から防災グッズを揃えるよりも安く済む
いくら自分で一つひとつを選んだとしても、素人が選んだ防災グッズと防災メーカーが開発した防災セットでは「安心感・実用性」が違います。
そのため市販の防災セットを購入し、必要な防災グッズを買い足すことが最も安心できる防災グッズになります。
いざというときに役立ち、かつ安く揃えられるように防災セットに必要なものを買い足しましょう。
1人用の防災セットについては、1人用おすすめ防災セットの選び方|一人暮らし向けの選び方を解説で詳しく紹介しているので、詳しくはそちらの記事をご覧ください。
防災セットを用意したらするべきこと
防災セットを用意したら、災害が起こったときのことを想定しましょう。
災害が起こってしまったとき、素早く行動できるようにするためです。
具体的には下記の3つは最低でも確認してください。
- 家族との連絡方法
- 避難場所と避難ルートの確認
- ハザードマップで災害の予測
家族が近くにいるなら家族との連絡方法を決める家族会議をするのも有効で、ハザードマップで自宅と職場の想定される災害も確認することも大切です。
起こるかもしれない災害を知っておくと、いざというときの行動判断ができるようになります。
少しでも生き残る可能性を高めるために、災害が起こったときのことを想定して事前準備をしましょう。
このあたりの考え方は『減災』と呼ばれる考え方になります。
『減災』については【防災から減災へ】減災対策がこれからの時代の備え方【日々に暮らしにひと工夫】で詳しくまとめていますので、宜しければそちらをご覧ください。
まとめ
以上が、『女性に必要な防災グッズ』『防災グッズの置き場所』『防災グッズの備え方と備えた後にできること』でした。
最後に本記事の内容をまとめておきます。
一人暮らしの人が用意しておきたい防災グッズは15個
- リュック
- 保存水
- 非常食
- スマホ
- モバイルバッテリー
- 手回し充電ラジオ
- マスク
- 体拭きシート・ウェットティッシュ
- 簡易トイレ
- 圧縮タオル
- ホイッスル
- アルミブランケット
- レインコート
- 現金
- 顔写真付き身分証明書のコピー
- それぞれの選び方については最低限必要な防災グッズの中身リスト15選|保管場所とお得な買い方も解説
女性に必要な防災グッズ
- 防犯ブザー
- 生理用品
- ブラ付キャミソール
- メイク落とし(シートタイプ)
防災グッズは持ち出しやすい場所に置く
- 玄関
- 寝室
防災セットをベースに買い足す
- 「安心感・実用性」が違う
- 防災メーカーが製造している
- 防災士が監修している商品もある
- 1から防災グッズを揃えるよりも安く済む
防災セットを用意したらするべきこと
- 家族との連絡方法
- 避難場所と避難ルートの確認
- ハザードマップで災害の予測
- 詳しくは【防災から減災へ】減災対策がこれからの時代の備え方【日々に暮らしにひと工夫】
普段から使っているものを防災グッズに追加しよう
災害時はいつもと同じ生活は送れず、それがストレスとなり、体調が悪化してしまうこともあります。
そのため普段から使っているものがあれば、少しでもストレスを減らすことに繋がります。
災害という非日常の中では「いつもの生活」に近いものを使えることが大切で、特に女性は生理用品など普段から用意すべきものが多い傾向にあります。
何も起こっていない今のうちに、災害に備えた対策をしましょう。
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